歯列矯正中の歯をクリーニングする方法

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クリーニングが行える歯医者さんとは

一般的に言われるクリーニングとは

一般的にクリーニングと呼ばれるものは、保険適用になるクリーニングです。
スケーラーと呼ばれる専用の器具を用いて、歯間や歯の裏側に付着した歯石を除去するクリーニングのことを指します。
歯石は毎日丁寧にブラッシングしていても付着するものです。
歯石そのものは歯垢が固まってできるものであり、どれだけ一生懸命歯ブラシしていても誰でも歯石が付着してしまいます。
とはいえ、この歯石をそのままにしておくと、歯石に付着した細菌が悪さをして歯周病などを引き起こす等、お口のトラブルの原因ともなりかねないため、定期的な除去が必要となるのです。
歯石は器具があればセルフでも行えますが、お口の安全面や丁寧な除去という点からみれば歯医者さんでのクリーニングが最も最適な方法といえます。

保険適用外のクリーニングとは

スケーラーを用いる等して行われるクリーニングでは全ての歯の汚れを落としきれません。
例えばコーヒーやワインなどの着色汚れ、また目に見えない細菌の塊など、お口の中には様々なトラブルの原因が住み着いています。
これらは保険適用内の歯石取りといったクリーニングでは全て除去しきれていません。
そこでプロの手で様々な液剤や器具を用いて、歯の表面の着色汚れを除去し、お口の隅に隠れた細菌の塊を取り除くクリーニングが行われています。
エアフロ―クリーニングやPMTC等と呼ばれるこうしたクリーニング法は、治療というよりも審美治療と捉えられています。
そのため治療にかかる費用には保険が適用されません。
これらは保険適用外のクリーニングとされ、1回の施術で平均5,000円から数万円程度かかることもあるのです。


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